雇用延長の条件が悪くて、定年まじかで転職活動を始めました。定年まで、あと一年というこの段階で、雇用延長の条件を提示されました。新人なみの給与です。早速、仕事探しはハローワークと思い、ハローワークに行ってきました。
コロナ禍により、有効求人倍率が一時下がっていましたが、昨年度からは持ち直し、上昇傾向にあるようです。7年前の水準まで、持ち直し1.2強となっています。
ハローワークとは?
厚生労働省のHPでは、『ハローワーク(公共職業安定所)は、民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する最後のセーフティネットとしての役割を担う、国(厚生労働省)の機関です。
ハローワークでは、地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施しています。』
すなわち、民間の職業紹介事業等で就職へ導きやすい、付加価値の高い求職者向けではないってことです。
ハローワークは、求人者も求職者も無料で使えるので、有料である民間の職業紹介事業等に比べると、企業のその意気込みも、察しがつきます。
出典:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/hellowork.html
ハローワークと民間職業紹介事業者との相違
厚生労働省のHPのハーローワークの説明にあるように、ハーローワークの目的が
”就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する最後のセーフティネット”
とあるように、求職者にも特徴があるようです。
ハローワークの求職者の特徴:
離職者が中心(在職者は約2割)
フリーター、障害者、生活保護受給者、母子家庭 の母など就職困難性の高い層も多く利用
民間職業紹介事業者求職者の特徴:
在職者が中心(約6割)
ホワイトカラー(専門・技術職等)の職業紹介が中心
また、求人企業の特徴は、
ハローワークの求人企業の特徴:
求人の大部分は、中小・零細企業からの求人
民間職業紹介事業者の求人企業の特徴:
手数料を払っても人材を確保したい中規模以上の企業からの求人が多い
おのずと、給与面でも差が出ます。
ハローワークの年収平均: 300万円程度
民間職業紹介事業者の年収平均:560万円程度
ハローワークの職業紹介の特徴
中小企業の求人が中心で、特に零細企業は、人材確保の主要な手段として、ハローワークを最も活用している。ハローワークの求人の約96%は中小企業からで、ハローワークは中小企業の人材確保に貢献していると言えます。
終わりに
今回は、ハローワークを取り上げたのですが、ある程度のエンジニアや年収を560万円以上を目指す方は、ハローワークは行くだけ無駄といえます。早速、転職エージェントなどの民間職業紹介事業者に登録しましょう。
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